独学でもピアノを弾きたい!おうちでの練習のやり方がわからない!
という人のための、楽曲解説&練習方法
CONTENTS
概要
音階のような順次進行、3度音程の跳躍進行が組み合わさった和やかな美しい曲です。左手は和音としての伴奏部ではなく対旋律として出てくるので、左右のパッセージはどれも丁寧なレガート双方を心がけましょう。
対象レベル
- 同じ鍵盤を違う指で打鍵することによるポジションの移動を理解できている。
- 音階の際の指のくぐらせ・飛び越えを使った簡単な楽曲を演奏できる。
- 7度音程をつかめる手の大きさに達している。
参考演奏動画
練習のポイント
1〜4小節目
右手の動きはドロップロール奏法で行いましょう。スラーでまとまった二音間の後の音が次のスラーの最初の音になることを認識しておけば、譜読みが苦手な学習者でも読譜の負担が軽くなります。この時の指遣いは、親指が黒鍵にいくことの内容注意しましょう。
2、4小節目の右手スラーはムラのないよう手首を柔らかく固定しなるべく縦方向に動かないようにしてください。
![](https://i0.wp.com/masakazu-shiokawa.com/wp-content/uploads/2021/07/21684e1754a8e778cd183c73f53ea2b4.png?resize=900%2C238&ssl=1)
5〜8小節目
左右の手を別々に練習する必要があります。左手も伴奏部と思わずに、片手だけでも綺麗なフレージングを行うようにしましょう。音型に合わせてダイナミクスを加えることを常に考えておくと美しい音楽になります。
クレッシェンドの際はなるべく指や手首の力を加えず、腕の重みを利用して打鍵すればより滑らかな曲線を描くようなフレーズを作ることができるでしょう。
![](https://i0.wp.com/masakazu-shiokawa.com/wp-content/uploads/2021/07/fb8f262be2684f8a9e37a5285738b4a9.png?resize=900%2C261&ssl=1)