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作曲コースは全面的にオンラインレッスンでの対応となります。 オンラインの取り組みについて、詳細は思い描いた物語を音楽という世界で自由に表現する、その心を育みながらその人が思い描
く形になるよう丁寧にレベルに合わせた個別レッスンを行います。
【導入クラス】(月3回・月4回)
誰もが一度は自分で曲を書いてみたいと思った事があるのではないでしょうか。この導入クラスでは音楽の知識が全く無くて、或いは既にピアノやヴァイオリンを演奏していて、基礎的な楽典や和声等は学んではいるが即興演奏やアドリブを自由に行いたい!と思っている方がわかりやすく気軽に始められる作曲コース(導入クラス)となっております。
小さい子でも優しく、音遊びの一環で音楽を作る楽しさを学べます。
作曲をやってみたい、でも始めるのにハードルが高いという方も多くいらっしゃいます。「実際にどうすれば良いかわからない」方や「既に何かしらの楽器を学んでいてそれに伴い基礎的な楽典を学んだものの、より本格的な作曲法を 1 から理解したい」と思っている方は、導入クラスの開始と共にやさしいソルフェージュを 1 回、やさしい作曲(簡単な楽典・和声)を 2 回、計3クラスが無料で受講可能です。
やさしいスタート
音楽未経験でも安心して始められる
一人ひとりが持つ個性を大事にする独自メソッド
導入クラスの流れ
まずは思い浮かんだ単旋律を記譜するところからスタートします。ここでは楽典や和声等の理論的なことが分からなくても大丈夫です。指を使って簡単なリズムの取り方を教えますので、そこから作ったオリジナル旋律が何拍子で、何調の曲かを一緒に判断し 4 小節~8 小節くらいの短いフレーズを書き起こします。
このステップでは簡単な楽典や和声等の音楽理論を少しずつ学びながら和音の構成やその構成音の意味を理解し、ステップ 1 で作ったフレーズにベースラインを付けていきます。
フレーズとベースラインから導かれる和音をつけ、より本格的な曲に仕上げていきます。このステップ 3 では少し本格的な和声学(ソプラノ課題等やトニック・ドミナント・サブドミナント等)とそれらに必要な知識を学んでいきます。
単旋律、8 小節程度の作品を五線譜で制作できるようになると導入クラス合格です。ワンフレーズならば直ぐに記譜できるようになってきているので、思い浮かんだフレーズやよく聞く曲のフレーズを耳コピし記譜するなど、楽譜を書くことを日課にしてみてください。そのまま初級コースに進級です。
【導入クラス卒業までの推定期間】
13歳以上:約6ヶ月/6〜12歳:約1年/4〜6歳:1年以上
【初級クラス】(月3回・月4回)
単旋律のフレーズを作曲し楽譜に書き起こせるようになっており、ある程度の楽典や和声等の音楽理論をわかっている学習者向けのクラスです。楽器などなにかしらの音楽経験がある方や、独学で曲作りをしていた方などに、改めて学び直すサポートをいたします。
学習の進行度合いで「ベーシック」と「アドバンス」の2課程に分かれます。
ベーシック課程
簡単なメロディー(旋律)に和音を加えて、コード進行を研究
様々なリズムパターン
DTM DeskTop Music(デスクトップミュージック)を用いた楽曲制作
アドバンス課程
アナリーゼ(楽曲分析)
楽曲形式の分析と応用
大譜表(ピアノ譜)での楽曲制作
初級クラスの流れ
実際の楽曲には様々な音が組み合わさって一つの楽曲が作られています。ここで必要になるのが四声帯和声です。決められた音域(ソプラノ・アルト・テノール・バス)や構成音を学び、ソプラノ課題、バス課題などに取り組みましょう。
楽曲には様々なテンポ、調、拍子がありこれらのことを理解することは作曲において必要不可欠です、実際の楽曲を聴きながらどういうリズム、調、テンポなのかを分析しましょう。
曲作りの基礎が少しずつ身についてきたと思います。これまでに学んだ知識を活かして、自作のメロディーに適切な和音を付けた短いピアノ曲を作ってみましょう。
【ベーシック課程卒業までの推定期間】
13歳以上:6ヶ月/6〜12歳:1年〜2年
1 つ作品を決めて、その曲のアナリーゼ(楽曲分析)を行います、その楽曲の和声的な解釈、用いられている形式、使われている音楽用語など、楽譜や音源、その他資料を用いて曲を細かく分析しどういう風に作られているかを研究しましょう。
アナリーゼで必ず出てくるその楽曲には様々な形式を元に楽曲は構成されています。形式を理解すると作曲の際楽曲構成の方法がわかるようになります。
これまでに学んだ和声、リズム、形式などを一通り理解し、ソナチネ(ソナタ形式の派生)程度の作曲ができれば初級コース全課程卒業です。コース卒業の発表会の際は、実際の人が演奏する自作品をお客さんに聴いてもらいましょう。
ここまでくると、ピアノ独奏曲等の作品が書けるようになっていると思います。ここから先、もっと本格的な楽曲を作ってみたい、アンサンブル曲や合唱曲、オーケストラ曲を作ってみたいと方は、引き続き中級クラスに入会してみましょう。
【アドバンス課程卒業までの推定期間】
13歳以上:1年〜2年/6〜12歳:2年〜4年
【中級クラス】(単発・月3回・月4回)
初級で学んだ基礎的な知識を更に深く掘り下げて研究し、大譜表(ピアノ譜)以外の楽譜スコア譜を用いるアンサンブル曲や合唱曲などを制作して、より高度な楽曲制作を学ぶコースです。
学習の進行度合いで「ベーシック」と「アドバンス」の2課程に分かれます。
ベーシック課程
より専門的な和声を学びます
作曲において必要な楽器(声楽も含む)の知識を深める
楽器構造や特徴を理解した実用的な作品づくり
アドバンス課程
声楽、合唱、室内楽作品の構造を学びます
フーガやカノンなどの対位法
オーケストレーション(管弦楽法)
中級クラスの流れ
導入、初級クラスから学んできた和声には厳格なルールや禁則事項がたくさんあります。これらの規則は時代とともに変化しつつ形成されており、西洋音楽を理解するにはこのルールは絶対に覚えておかなければいけません、ただ、やり方次第では例外的にルールを破ることもあったりします。ここでは原則ルールと例外的に適用される技法を学んでいきましょう。
ピアノという楽器を用いて作曲する際、やはり手の構造を考えて和音等はできる限り 1 オクターブ以内の構成音の和音を用いたりします。このように、楽器毎に色々な得意、不得意など多くの特徴を理解することにより、更に本格的な作曲技術が磨かれます。
これまでの機能和声やオーケストレーションや、楽器法を用いて 4 声帯を用いた 3 分程度のアンサンブル曲等を完成させましょう。
【ベーシック課程卒業までの推定期間】10歳以上:2年〜5年
対位法は主に複数の異なったメロディー(旋律)を、それぞれ独立性を保ちつつ、互いに調和させて重ねる技法です。まずは主旋律と対旋律をこれまで学んできた音楽理論などを考慮しつつ、フーガを作ってみましょう。
これまでの集大成といえるような編成や演奏時間など自由に作曲し、芸術作品を完成させて発表しましょう。
中級アドバンス課程で自由に制作した芸術作品をコース発表会にて初演を行いましたら、中級クラス卒業です。
ここまでくれば作曲のノウハウを熟知し自由に楽曲を作ることができるでしょう。更に高度な作曲や音大の作曲学科等に進学を検討している方は上級クラスへの入会をお奨めいたします。
【アドバンス課程卒業までの推定期間】10歳以上:3年
【上級クラス — La Suite】
室内楽やオーケストラ曲が既に書ける方で、もっと高度な技術を学びたい、民族音楽などを研究したい、将来の音大受験で芸大和声等を学びたい学習者のための特別コース「La Suite(ラ・シュイット)」です。現役のプロ作曲家が指導を担当し、それぞれの目標に合わせた内容を独自にセレクトし、指導を行います。講師と共に芸術作品について研究していきましょう。
プロ作曲家が講師を担当
受講生の将来に合わせた専用カリキュラム作成