◆レッスン料1ヶ月無料キャンペーン実施中◆

作曲・指揮コース

思い描いた物語を音楽という世界で自由に表現する、その心を育みながらその人が思い描
く形になるよう丁寧にレベルに合わせた個別レッスンを行います。

CONTENTS

【導入クラス】(月3回・月4回)

誰もが一度は自分で曲を書いてみたいと思った事があるのではないでしょうか。この導入クラスでは音楽の知識が全く無くて、或いは既にピアノやヴァイオリンを演奏していて、基礎的な楽典や和声等は学んではいるが即興演奏やアドリブを自由に行いたい!と思っている方がわかりやすく気軽に始められる作曲コース(導入クラス)となっております。
小さい子でも優しく、音遊びの一環で音楽を作る楽しさを学べます。
作曲をやってみたい、でも始めるのにハードルが高いという方も多くいらっしゃいます。「実際にどうすれば良いかわからない」方や「既に何かしらの楽器を学んでいてそれに伴い基礎的な楽典を学んだものの、より本格的な作曲法を 1 から理解したい」と思っている方は、導入クラスの開始と共にやさしいソルフェージュを 1 回、やさしい作曲(簡単な楽典・和声)を 2 回、計3クラスが無料で受講可能です。

コースの特徴

やさしいスタート

初めて楽曲を制作、編曲しようとすると、膨大な音楽理論や知識を学ばないといけないと思っている方も多いですが、どなたでも簡単且つ気軽に作曲ができるよう実用的な和声などの要点を学び、作曲の楽しさを実感できるようになります。

音楽未経験でも安心して始められる

よく見る楽譜というと、初めて見る人からすると、そもそもどういうルールなのか分からない礎となる楽典やソルフェージュなどを、その方のレベルに合わせセレクトしながら、楽譜の基礎を学びます。

一人ひとりが持つ個性を大事にする独自メソッド

作曲に必要なこととはなにか?もちろん技術的なスキルは必要ではありますが、作品というものはその人自身(心)です。
その人が思い描く世界、或いはあこがれている音楽や作曲家について講師とコミュニケーションをとりつつその人が目指す、思い描く作品作りに取り組み、それに必要な技術を学べます。

導入クラスの流れ

STEP
思いついたフレーズ「単旋律」を楽譜に書き起こしましょう

まずは思い浮かんだ単旋律を記譜するところからスタートします。ここでは楽典や和声等の理論的なことが分からなくても大丈夫です。指を使って簡単なリズムの取り方を教えますので、そこから作ったオリジナル旋律が何拍子で、何調の曲かを一緒に判断し 4 小節~8 小節くらいの短いフレーズを書き起こします。

STEP
思い浮かんだ曲のフレーズにベースラインをつけましょう

このステップでは簡単な楽典や和声等の音楽理論を少しずつ学びながら和音の構成やその構成音の意味を理解し、ステップ 1 で作ったフレーズにベースラインを付けていきます。

STEP
和声学に基づいてステップ1,2で取り組んだ曲を更に本格的な曲に仕上げていきましょう

フレーズとベースラインから導かれる和音をつけ、より本格的な曲に仕上げていきます。このステップ 3 では少し本格的な和声学(ソプラノ課題等やトニック・ドミナント・サブドミナント等)とそれらに必要な知識を学んでいきます。

CLEAR
導入クラス卒業

単旋律、8 小節程度の作品を五線譜で制作できるようになると導入クラス合格です。ワンフレーズならば直ぐに記譜できるようになってきているので、思い浮かんだフレーズやよく聞く曲のフレーズを耳コピし記譜するなど、楽譜を書くことを日課にしてみてください。そのまま初級コースに進級です。

【導入クラス卒業までの推定期間】
 13歳以上:約6ヶ月/6〜12歳:約1年/4〜6歳:1年以上

 

【初級クラス】(月3回・月4回)

単旋律のフレーズを作曲し楽譜に書き起こせるようになっており、ある程度の楽典や和声等の音楽理論をわかっている学習者向けのクラスです。楽器などなにかしらの音楽経験がある方や、独学で曲作りをしていた方などに、改めて学び直すサポートをいたします。


学習の進行度合いで「ベーシック」と「アドバンス」の2課程に分かれます。

ベーシック課程

コースの特徴

簡単なメロディー(旋律)に和音を加えて、コード進行を研究

楽曲を聴いているとメロディー以外に様々な音が重なっており構成されていることに気づくでしょう。まずは簡単なスケールやコード進行など、基礎的な機能和声を学び、より本格的な楽曲を制作します。

様々なリズムパターン

単純拍子や複合拍子、変拍子などリズム(拍)にはさまざまなバリエーションがあります。ヘミオラなどの特徴的なリズムも解析し、応用して作品を作ります。

DTM DeskTop Music(デスクトップミュージック)を用いた楽曲制作

近年ではデジタル化が進み、実際の作曲や編曲の場面ではフィナーレやシベリウスなどの楽譜作成ソフトやキューベースなどの音源編集、マスタリングなどを行う様々な DTM と呼ばれるソフトが使われるようになりました。レゾナンスでは楽譜作成ソフトフィナーレを用いて楽曲制作を行うと同時に DTM の操作を学びます。

アドバンス課程

コースの特徴

アナリーゼ(楽曲分析)

様々な時代、ジャンルの楽曲を分析し、曲がどのように作られ構成されているかを研究します。

楽曲形式の分析と応用

楽曲にはどんなジャンルや時代の作品にも何かしらの形式、ソナタ形式、ロンド形式などが用いられています。それらがどういう構成で使われているかを実際の楽曲を例題に分析し、自身の楽曲制作に取り入れていきます。

大譜表(ピアノ譜)での楽曲制作

これまでに習った和声や形式などを活かし、大譜表(ピアノ譜)を用いて、右手はメロディー(旋律)左手は伴奏(和音進行)を付けて立体的な楽曲を制作します。

初級クラスの流れ

STEP
和声課題に取り組み和音の仕組みを理解する

実際の楽曲には様々な音が組み合わさって一つの楽曲が作られています。ここで必要になるのが四声帯和声です。決められた音域(ソプラノ・アルト・テノール・バス)や構成音を学び、ソプラノ課題、バス課題などに取り組みましょう。

STEP
多様なリズムや調、テンポに触れてみて

楽曲には様々なテンポ、調、拍子がありこれらのことを理解することは作曲において必要不可欠です、実際の楽曲を聴きながらどういうリズム、調、テンポなのかを分析しましょう。

STEP
ベーシック課程卒業、大譜表を用いてピアノ曲を作る

曲作りの基礎が少しずつ身についてきたと思います。これまでに学んだ知識を活かして、自作のメロディーに適切な和音を付けた短いピアノ曲を作ってみましょう。

【ベーシック課程卒業までの推定期間】
 13歳以上:6ヶ月/6〜12歳:1年〜2年

STEP
様々な楽曲を分析しましょう

1 つ作品を決めて、その曲のアナリーゼ(楽曲分析)を行います、その楽曲の和声的な解釈、用いられている形式、使われている音楽用語など、楽譜や音源、その他資料を用いて曲を細かく分析しどういう風に作られているかを研究しましょう。

STEP
形式を理解しパターンを身につけましょう

アナリーゼで必ず出てくるその楽曲には様々な形式を元に楽曲は構成されています。形式を理解すると作曲の際楽曲構成の方法がわかるようになります。

CLEAR
初級クラス全課程卒業

これまでに学んだ和声、リズム、形式などを一通り理解し、ソナチネ(ソナタ形式の派生)程度の作曲ができれば初級コース全課程卒業です。コース卒業の発表会の際は、実際の人が演奏する自作品をお客さんに聴いてもらいましょう。
ここまでくると、ピアノ独奏曲等の作品が書けるようになっていると思います。ここから先、もっと本格的な楽曲を作ってみたい、アンサンブル曲や合唱曲、オーケストラ曲を作ってみたいと方は、引き続き中級クラスに入会してみましょう。

【アドバンス課程卒業までの推定期間】
 13歳以上:1年〜2年/6〜12歳:2年〜4年

 

【中級クラス】(単発・月3回・月4回)

初級で学んだ基礎的な知識を更に深く掘り下げて研究し、大譜表(ピアノ譜)以外の楽譜スコア譜を用いるアンサンブル曲や合唱曲などを制作して、より高度な楽曲制作を学ぶコースです。


学習の進行度合いで「ベーシック」と「アドバンス」の2課程に分かれます。

ベーシック課程

コースの特徴

より専門的な和声を学びます

作曲において和声は、多くのルールや禁則など、一見制約の多い科目です、なぜそのようなルールなのかを改めて学び、より深い和声学を学べます。

作曲において必要な楽器(声楽も含む)の知識を深める

室内楽やオーケストラ作品では様々な楽器の編成で楽曲が作られています。レゾナンスでは様々な楽器のレッスンクラスを併設していますので、作曲の講師やそれ以外の楽器の講師からも楽器の特徴を教えてもらい作品作りに活かしましょう。

楽器構造や特徴を理解した実用的な作品づくり

楽曲制作は近年では電子音楽が普及して実際人が演奏しない曲も多く作られるようになっては来ました。しかし、作曲家に求められる作品の大部分は何かしらの楽器奏者が演奏できる楽曲を求められます、楽器の特徴と音楽理論、そして自分自身の感性を総合的に考えて楽曲制作に取り組みます。

アドバンス課程

コースの特徴

声楽、合唱、室内楽作品の構造を学びます

カンタータ(4 声帯合唱曲)やカルテット(主に楽器による4声帯アンサンブル曲)は大部分が機能和声のルール厳守で作られています。より深い和声を学びます。

フーガやカノンなどの対位法

和声と並んで奥が深い対位法(フーガやカノン等)を学ぶことにより、主旋律と対旋律の関係性に触れてみましょう。

オーケストレーション(管弦楽法)

オーケストレーションは主に楽器法と編曲法を学びます。オーケストラでは各楽器の役割が楽器毎にあります。編曲法には絶対的なルールは無いものの、これまでの先人達(作曲家)が培ってきた様々なオーケストレーションを研究しましょう。

中級クラスの流れ

STEP
和声のルールを再確認しましょう

導入、初級クラスから学んできた和声には厳格なルールや禁則事項がたくさんあります。これらの規則は時代とともに変化しつつ形成されており、西洋音楽を理解するにはこのルールは絶対に覚えておかなければいけません、ただ、やり方次第では例外的にルールを破ることもあったりします。ここでは原則ルールと例外的に適用される技法を学んでいきましょう。

STEP
楽器の特徴や移調楽器など色々な楽器について覚えていきましょう

ピアノという楽器を用いて作曲する際、やはり手の構造を考えて和音等はできる限り 1 オクターブ以内の構成音の和音を用いたりします。このように、楽器毎に色々な得意、不得意など多くの特徴を理解することにより、更に本格的な作曲技術が磨かれます。

STEP
ベーシック課程卒業

これまでの機能和声やオーケストレーションや、楽器法を用いて 4 声帯を用いた 3 分程度のアンサンブル曲等を完成させましょう。

【ベーシック課程卒業までの推定期間】10歳以上:2年〜5年

STEP
フーガなどの対位法にトライしましょう

対位法は主に複数の異なったメロディー(旋律)を、それぞれ独立性を保ちつつ、互いに調和させて重ねる技法です。まずは主旋律と対旋律をこれまで学んできた音楽理論などを考慮しつつ、フーガを作ってみましょう。

STEP
ご自身でテーマを決めて自由に作曲しましょう

これまでの集大成といえるような編成や演奏時間など自由に作曲し、芸術作品を完成させて発表しましょう。

CLEAR
中級クラス全課程卒業

中級アドバンス課程で自由に制作した芸術作品をコース発表会にて初演を行いましたら、中級クラス卒業です。
ここまでくれば作曲のノウハウを熟知し自由に楽曲を作ることができるでしょう。更に高度な作曲や音大の作曲学科等に進学を検討している方は上級クラスへの入会をお奨めいたします。

【アドバンス課程卒業までの推定期間】10歳以上:3年

 

【上級クラス — La Suite】

室内楽やオーケストラ曲が既に書ける方で、もっと高度な技術を学びたい、民族音楽などを研究したい、将来の音大受験で芸大和声等を学びたい学習者のための特別コース「La Suite(ラ・シュイット)」です。現役のプロ作曲家が指導を担当し、それぞれの目標に合わせた内容を独自にセレクトし、指導を行います。講師と共に芸術作品について研究していきましょう。

教室によっては【上級クラス—La Suite】は実施されていない場合もございますので予めご了承ください。

コースの特徴

プロ作曲家が講師を担当

現役の作曲家から学ぶことで、学術的なこと以外に求められるプロ作曲家としての必要スキルやノウハウなど、プロの制作現場で役に立つ実用的な作曲コースとなっております。

受講生の将来に合わせた専用カリキュラム作成

作曲学科での音大受験は行く先の音大や専門学校毎に特色や評価する基準が異なる為、受講生一人ひとりの将来に合わせた専用カリキュラムを作成し、指導いたします。

 

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