独学でもピアノを弾きたい!おうちでの練習のやり方がわからない!
という人のための、楽曲解説&練習方法
CONTENTS
概要
比較的ゆったりとしたアルペジオの練習曲です。ただ演奏するだけでなく、和声の理解を深めるなど楽典的知識を取り入れることも試みましょう。
対象レベル
- 和音や分散和音についての知識が備わっている。
- ある程度の速度でのポジション移動を行える。
参考演奏動画
練習のポイント
1〜2、5〜6小節目
まず手始めに、小節ごとに使われている音を調べましょう。ハーモニーを構成している音はさほど多くないことに気がつきます。1小節全体を同時に和音として鳴らし、ポジションを確認した上で楽譜通りの分散和音で弾くと、間違えることなく打鍵できます。
![](https://i0.wp.com/masakazu-shiokawa.com/wp-content/uploads/2021/07/94f810c396ef1015411122be63a8344c.png?resize=900%2C235&ssl=1)
3〜4、9〜10小節目
1小節内で和製の変化はありませんが、ポジションの移動が二拍ごとに伴います。焦らず2拍をひとまとまりにして和音として掴み、どのようにポジションが移動するのかを観察すると良いでしょう。
![](https://i0.wp.com/masakazu-shiokawa.com/wp-content/uploads/2021/07/c0ab109d32911533162e3abce224e251.png?resize=900%2C280&ssl=1)
13〜16小節目
左手にメロディーラインが現れます。ここでは低音が動くことによりハーモニーが変わります。(右手3,4の指の音が共通)
難しい箇所ではありませんが、構成音が一音変わるだけで和声の響き方の変化に耳を傾けながら弾くと、音楽の面白さを(新たに)発見できるかもしれません。
![](https://i0.wp.com/masakazu-shiokawa.com/wp-content/uploads/2021/07/a7a6888b142b9e4409283ba190f2423d.png?resize=900%2C315&ssl=1)